防犯の知恵袋

1.侵入窃盗に気をつけなければいけない時間帯は?

  「空き巣」「忍び込み」「居空き」など侵入者が犯行を行う時間帯は様々です。

  常に防犯を心がけ、侵入されないように注意しましょう。

2.留守の時、布団や洗濯物は干しておいても大丈夫? 取り込んだ方がいい?

  日中、外に布団が干してある場合は、誰かが家にいると判断し、侵入を諦めるケースが多い

  ですが、逆に雨が降っている時や夜間でも洗濯物が干し放しになっていると、留守だと思わ

  れ侵入される可能性が高まります。

  いきなり泥棒が入ってきて鉢合わせし、怖い思いをする事もあり得ますので要注意です。

3.長期外出するとき、新聞や郵便物はどうする?

  郵便ポストが新聞や郵便物で一杯になっている状態は、長期間留守にしている家であると

  考えられ、侵入のターゲットにされます。

  長期間、家を留守にする場合は新聞販売店に連絡して配達を止めると同時に、郵便局には

  不在となる期間(最長30日)を事前に届け出しておくことで、その期間の郵便物を郵便局で

  預かって貰うこともできます。

4.実家が現在空き家です。どんな防犯対策をすればいい?

  空き家は空き巣に狙われ易いだけでなく、不法侵入者に住みつかれたり、放火などの危険

  があります。

  定期的な草刈り等のメンテナンスを心がける事で、管理されている家である事をアピール

  すると同時に、事情により頻繁に見回れない場合は、センサーライト、防犯砂利等の防犯

  グッズを活用しましょう。また、空き家を巡回してくれる専門会社のサービスを利用して

  防犯対策を怠らないようにしましょう。

5.帰ったら玄関の鍵が開いていた! 盗られた物はなくても警察に届けるべき?

  室内は荒らされたけど盗られた物はない。そんな場合でも必ず110番通報をしましょう。

  盗聴器を仕掛けられたり、キャッシュカードやクレジットカードのデータをスキミング

  された等の被害も考えられます。併せて銀行やカード会社に連絡し鍵の交換も忘れずに!

6.SNSによる投稿は、侵入者に個人情報を与えている行為なの?

  空き巣に入る家を決める為の情報収集に、SNSを使うケースが多発しています。

  侵入者は、旅行先や高級ブランド品などの写真を投稿しているアカウントを探し、投稿

  されている情報から自宅を特定し犯罪に利用しています。旅行の写真は限定公開にする

  と同時に、位置情報はオフにする様に心掛けましょう。また、自宅や学校、勤務先等の

  個人情報の特定につながる投稿も厳禁です。

7.固定電話の留守番機能を設定していると、空き巣に狙われる?

  侵入者は侵入する家を決める際に、不在かどうかを必ず確かめます。

  その為、留守番電話の応答メッセージに「〇月×日まで留守にしております」などの

  不在期間を知らせる内容はやめましょう。また、特殊詐欺対策の為に普段から留守番

  電話機能を設定している人は、在宅中でも「留守番電話に転送します」などの応答

  メッセージを入れ、不在かどうか悟られないようにしましょう。

万が一、侵入者と対面してしまったらどうする?

  帰宅したら知らない侵入者と鉢合わせ!! こんな事態にならないのが一番ですが

  万が一の時は、自分の身を守る事を最優先にしてください。

  家の外に逃げる、大声を出して助けを求める、警察を呼ぶ、等の行動をしましょう。

  侵入者に家から出て行って貰おうとせず、犯人とは直接接触しないようにします。

  犯人が凶器などを振りかざしてきた時は、近くにある物を投げつけ逃げましょう。

~万が一の護身術~
  1. 背後から襲われた時は、相手のスネを蹴って逃げる。
  2. 手をつかまれた時は、力が入りにくい小指を1本だけつかみ、思い切り引きはがす。